アルバータ州 レスブリッジ市、日加友好ガーデン
大都市でのイベント開催は容易である反面、他のお祭りとの日程調整、費用面、開催場所の確保など、大規模なイベントを新規発足 するためにかかる費用も大きく、メリットよりも、デメリットが多い。カナダでは音楽イベントや様々な大規模イベントを開催する 場合、都心やダウンタウンから離れたエリアに会場設営をし、イベント催行をすることは珍しい事ではない。
【 アルバータ州 レスブリッジ市 】
アルバータ州はオイル産業の恩恵を受け平均収入が高く、州が歴史的に潤っている為税が他主要都市に比べわずか5%であったり、 近年の物価高騰による住宅値段の高沸後も国内主要都市平均では一番低く、ホテルの値段なども比較的他都市に比べて安い。 レスブリッジ市はカナダの日本文化の歴史的背景により、特別日本と深い関わりがあり、北海道とは姉妹都市として来年で45周年を 迎える。
日加友好ガーデン
アルバータ州、レスブリッジ市はカルガリーから車で2時間、市で一番の観光名所は日加友好ガーデン。カナダ国内にも日本人の 歴史があり、最初の移民は農耕移民、その歴史の中には迫害や差別など辛い記録もたくさんある。このガーデンはレスブリッジと 日本の国際的交友関係のシンボルと1967年に建設され、その後も今に至るまでその素晴らしい景色を残している。
2023年には日加文化センターが増築され、最大100人収容可能なホールと、クラスルームがある。昨年は太鼓チームの集まりを 主催するなど、屋内外をイベント行事で利用することも可能。以下は開催場所として決定された利点である。
日加友好ガーデンでの開催メリット
- 日本から直行便が出ているカルガリーの国際空港から、レスブリッジ市までバスで2時間で行くことができる
- 大都市に比べ、ホテルや開催費用が安い
- 日本との結びつきが強く、この祭りが都市の観光の目玉になる可能性もあり、開催に意欲的である
- 州の財政基盤が潤沢であり、文化や多様性を志向するイベントに補助金を確保しやすい
- ロッキー山脈へのツアーなど、参加者の記憶に残る付加価値のあるサービスを提供可能
- 市営施設のためレンタル費用が安く、総踊りやパレード演舞を行うのに十分な広さを確保できる